ワイズラブログ

IoT時代の、ICタグとRFIDデバイスを利用した物流・商品管理システムの開発、電子ペーパーを使った新しいタイプの商品開発など、さまざまな技術を融合したITサービスの開発を行っております。

ワイズ・ラブは
IoT時代の、ICタグとRFIDデバイスを利用した物流・商品管理システムの開発、
電子ペーパーを使った新しいタイプの商品開発など、
さまざまな技術を融合したITサービスの開発を行っております。
このブログでは製品紹介や展示会情報はもちろん、会社での出来事などワイズ・ラブを身近に感じていただけるような
記事を書いていきたいと考えています。



導入事例☆Beacon(ビーコン)を使用した車両位置管理システム

少し間が空いてしまいました。
お正月気分もすっかり抜けて我が社は相変わらず走り続けています。

今回は、昨年末に実運用が開始されたシステムを紹介します。
以前紹介した 車両位置管理システムです。

導入先は HondaCars横浜さま。

今回の運用では、管理スペースが立体駐車場型のため
GPS と Beacon(ビーコン) を使用しての位置管理を行っています。

Beacon とは「存在や位置を伝えるために、光や電波、信号などを発信する装置」です。
Beacon が発信しているエリア内にアプリをインストールしているスマートフォンがあると、
Beacon からの情報を表示&取得することが出来るので、様々な分野での活躍が期待されています。

今回は Beacon を位置情報発信装置としてGPSと並行して使用しました。
屋外のGPS情報を取得出来る場所の位置情報はGPSで取得し、
屋内のGPS情報を取得しにくい、取得出来ても何階か?などの情報が必要な場所は Beacon で取得することで車両の位置を管理することができます。

 

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広大な駐車スペースをブロック単位に分け(上図エリアA、B、C)、そのスペース内を網羅できるように Beacon を設置し、そのスペース内にタグを貼付した車両を置き、スマートフォンで位置管理登録を行うようにしました。

今回の HondaCars横浜 様の運用では、車両を識別するタグに印字された1次元バーコードでを利用しています。

今回のシステムでは、Beacon の設置場所を固定して位置情報を取得するツールとして使いましたが、他にも Beacon 本体を持って移動することで人や物の動線管理などにも運用可能です。

 

これから Beacon に関する情報も多く提供していきたいと考えています。